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村上朗さん
株式会社ワーキング・ハンズ
代表取締役

「農業が好き」という人が作る食べ物は、安心だし当然美味しい。
「自然が好き」という人が紹介する遊びは、ワクワクしちゃうし当然楽しい。
まさに、好きに勝るものはなし。

決して近道を探さず、絶対にズルはしない。
スタート地点にやっと立てた今。気負うことなく歩みを進めている村上さん。

生きる「たのしみ」と働く「おもしろみ」を持っている人は、キラキラしている。

◆ 3年越しに叶った 第一次産業サービスの実現

沼津市街地から車で約60分。

伊豆が誇る自然、「海」と「山」を一望できる穏やかな景観の中に、伊豆自然基地「むらかみさんち」が提供する「貸農園(My農園)戸田ファーム」がある。

「第一次産業という根底をもとに、『自然』・『食』・『農』をテーマにした貸農園サービスを提供しています。」
農園の脇に腰をおろし、「むらかみさんち」の管理人、村上さんがにこやかに話し始めてくれる。

基本的にサービスは、会員制。
「むらかみさんち」の会員になり、村上さんをはじめ、スタッフが手厚く管理する「農園」のオーナーになる。

それは、サービスの入り口に過ぎず、この「貸農園」という農業体験をひとつのきっかけに、伊豆にお客さんを招き、

* 農園で収穫した野菜や伊豆の食材を使ったバーベキュー
* 森で昆虫捕り、川で魚釣り、海釣りなどの自然体験
* お米作り、稲刈り、お味噌作り、梅干し作りなどの食農体験
* 昔の遊びや文化を感じることができる田舎暮らし体験
* 村上さんチェック済!伊豆の隠れた観光スポット情報発信

伊豆自然基地「むらかみさんち」のサービス詳細はこちらから。(PC)

◆ ITから農業へ

実家が農家でも、農業を学んできたわけでもない。

大学卒業後、東京の金融関係企業へ就職。
その後、大学時代の先輩が立ち上げたIT関連の会社から声がかかり、2002年に転職。

「IT会社と言っても、自分は、プログラマーでもないですし、特にズバぬけて得意な分野でもありません。将来的なことを考えたとき、何か別のものに転換していきたいなぁ。と、常々考えていました。」

「それが、2006年。新事業の立ち上げとともに、この沼津に来て、プライベートで伊豆の自然に触れたときから、『自然に関わる仕事ができないだろうか。』と漠然と考え始めたんです。」

もともと「アウトドアが大好き」という村上さんには、漠然とした中にも、「自分の中でこのフィールドが、一番楽しくやれる。」と感じる、確かな想いがあった。

「まわりの仲間とそんな話をし続けるうちに、『この思いを形にできないか』、『具体的に何がしたいのか』と、模索し続け、自分自身が勉強・経験しながらスタートできる『農業』を始めました。」

「できたらいいねぇ〜。」、「楽しいよね。」そんな仲間同士の絵空事のような会話が、3年もの月日を経て今。「むらかみさんち」というひとつの形になって、一歩を踏み出した。

「3年かかりましたけどねぇ〜。やっとスタートできました。」
心からあふれ出す喜び笑顔が、私たちまでも幸せな気持ちにさせてくれる。

◆ 伊豆自然基地 「むらかみさんち」

「なんて言いますか、表現が難しいのですが・・・・。」

「『100%ビジネスです!』というイメージにはしたくはないんです。」
基本的には、サービスを提供し、お金をいただく。という商売の形式ではあるが、「むらかみさんち」が実現したい根本的な想いは、「伊豆自然基地」という言葉に込められている。

「我々には、『伊豆の自然を利用させてもらっている』という気持ちがあります。当然、自然は我々のものではなく、みんなのもの。みんなの自然を共有して、紹介して、多くの方が集ってくれたらいいなぁ。という想いがあり、『サービス』でも、『事業』でもなく、『基地』という言葉を選びました。」

主役はあくまでも「伊豆の自然」。
演出やサプライズで着色することなく、純粋に自然を愉しむ場所。
それが、伊豆自然基地「むらかみさんち」。

幼少期、何をするわけでも、何があるわけでもなく、友達がなんとなく集まってきた「ヒミツの基地」。
そんな、 誰にとっても、人と人・人と自然・心と心が直接触れ合える時間を過ごす場所であって欲しい・・・。そんな願いが込められている。

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