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井原 洋一郎さん
翻訳事務所 PROJECT ELSE(プロジェクト☆エルス)代表

〜コトバを丁寧に駆使して、自らの意思を伝えきる〜
「僕って、気にし過ぎる性格なんですよ。欲しいですね。鈍感力。」
何でも気になる、気にし過ぎてしまう。自身の性格をそう語る井原さん。
その細部にゆきわたる「気」が、お客様へのサプライズとなり、大きな信頼をえている。
「意味の通じる翻訳」ではなく、読み手に自然と受け入れられる「想いが伝わる翻訳」。
「仕事」の枠を超え、気持ちでお客様に接している井原さんの翻訳魂は、原稿に書かれることのない想いを引き出し、表現する。

◆ 「伝わる」ことの おもしろさ

両親の薦めによって、小学5年生から通った英語教室。

ここから、井原さんの英語道が始まる。
「英語塾に行くなんて、ガリ勉と言われそうで・・・。」
はじめは、イヤイヤだった英語の勉強。
だけど、勉強すれば当然成績は上がる。井原さんの中で、自然と英語が「得意教科」になっていった中学生。
そして、ただの「得意教科」だった英語が「興味」に変化したのは、高校生の時に通った英会話教室での出来事だった。
「大学受験のために勉強した英語を、『せっかく覚えたんだから、先生に言ってみよう!』、そんな気持ちで英会話教室で使ってみたら、通じたんですよね。
『あぁ、ちゃんと分かってくれた』って、自分の言いたかったことが伝わったことが何よりも嬉しくて・・・。それから英語を本格的に勉強したいと思うようになりましたね。」 「自分の言いたいことが伝わること」
高校生の時に感じたこの喜びこそが、井原さんの翻訳業のルーツとなる。

◆ 翻訳事務所 PROJECT ELSE(プロジェクト☆エルス)

本格的な英語を勉強するため、大学を2年で中退。アメリカへ留学。

帰国後、アメリカの大学で培った語学力を生かし就職。2001年11月に独立。沼津市で翻訳事務所PROJECT ELSE(プロジェクト☆エルス)を開業する。 「つのだ☆ひろ。みたいもんですよ。」
そう冗談交じりに笑ったが、この屋号には翻訳業という仕事に対する井原さんの強い信念が込められている。
E:End user-oriented(エンドユーザ重視の)
L:Language(言語)
S:Service(サービス)
E:Expertise(専門知識・技術、ノウハウ)

「僕に翻訳を依頼してくださったお客さんにはもちろん満足してもらいたいけれど、更にその文章を実際に使うエンドユーザ、つまりお客さんのお客さんにも満足してもらう。というのが僕の仕事です。」

井原さんの仕事 「実務・技術翻訳」

・ 企業の製品、サービスの紹介やホームページ、パンフレット、プレゼン資料など販売促進用資料の英訳・和訳
・ 製品の取扱説明書やサービスマニュアルの英訳・和訳
・ 開発に必要な製品やサービスの要求仕様書の英訳・和訳
・ 海外とのメールやビジネスレターの英訳・和訳

これが、井原さんの具体的な業務の内容である。
映画や小説の翻訳のように、読み手独自の解釈が許されるあいまいな表現は致命的となる分野である。

「たとえお客さんに満足してもらえても、それが世の中に出ていったとき、『いや実はここが分かりにくい』、『なんか使いづらい』、『このマニュアルを読んでも意味が分からない。』なんて言われたら、僕の仕事は全く意味がありません。」

「だから、『相手によく分かってもらえて、とても役にたったよ』とか、『井原さんのおかげでビジネスがひとつ成立したよ。』なんてお客さんに言ってもらえると、ホントもう最高に嬉しいですよね。」

エンドユーザを意識した井原さんの翻訳文章は、定評があり、リピーターが多い。

それは単に「語学力」だけが評価されているわけでなく、翻訳に取り組む井原さんの姿勢から、信頼関係が生まれているからである。

◆ 以言伝心 それがモットー

「コトバを丁寧に駆使して、自らの意思を伝えきる。」

「日本人の中には、『80%を伝えて、あとの20%は相手に察してもらう、または言わなくてもわかるだろう。』という意識があると思いますが、この気遣いができるのは日本人だけ。外国人には通用しません。」

例えば、日本企業がインドのソフト会社に開発を委託する際、「開発、設計仕様書」を英語で作成する。
この時、日本人同士であれば「仕様書には書いていないけれど、一般的にはこうだろう・・・。」と、書かれていないことにも気をきかせ、機能を追加したり、作り込んだりする。

ところが、インド人は仕様書通りのものを作成する。後になって、「本当はこういう風にして欲しかった」、「ここにはこんな機能が含まれている」などと言うと、「そんなの書いていない。追加料金をくれ。」と言われてしまう。

「よく日本の方は、『こんなことを言ったら悪いかな』、『これをお願いしたらどう思われるかな』という遠慮がありますが、僕はお客さんに対して『全部言って下さい!』とお願いしています。」

伝えたつもりではいけない。
お客さんのビジネスの成功とスムーズな国際的コミュニケーションを実現するため、「自らの意志を伝えきる」サポートを第一に考えている。

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