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渡辺 裕文さん
合資会社フレッシュ代表社員
伊豆グルメ、Pororoca 店舗責任者

〜きっかけはかっこつけ、成功すればかっこいい。だからやめられない成功のスパイラル〜
◆ かっこつけ成功法

「あのテーブルはほんと、日本にないんです!」
「あんなの見たことないでしょ?すんごいステキですよ!」

目を輝かせ、まるで宝物を見つけた少年であるかのような表情を見せた。

楽天ランキング1位を何度も獲得する大人気のネットショップ『伊豆グルメ』を運営し、成功をおさめた後、それだけには留まらず、沼津市内に新たにハワイアン雑貨を取り扱う実店舗『Pororoca〜ぽろろっか〜』を構えるなど、若干31歳、猪突する渡辺さんに私は興味を持たずにはいられなかった。



◆ すべてに通ずる「感じてやる」精神

本は読まない。いいと思ったものを取り入れて、とにかくやる。

「計算はしない、常に思いつき。」
その言葉通り、商品を選ぶ基準は渡辺さん自身が気に入ったものがほとんどだ。 独特の手作り感がいい味を出している内装や、外装も自らが手がけている。 熱帯魚が大好きだった小学生時代、当時覚えた単語『Pororoca』(アマゾン川の逆流)を、ふとした瞬間に思い出すことが度々あったことで縁を感じて店舗名にしてしまうなど、直感・感性を大切にしていることが表れている。

「本当は、本を読んで勉強したり計算したりするのが必要なんだろうけど、そういうのは面倒くさいって思っちゃいます。本を読んでやるんだったら、自分で考えてやった方がいい。」

渡辺さんの口調はとても軽かったが、思いつきでの行動を成功につなげるのはそう簡単なことではない。そこには持って生まれた豪運やカリスマ性、またはいろいろな経験から学んだノウハウを無意識のうちに実行する能力があるのであろう。

「やるとなったらあとはやるだけ。やめたくないからやるしかない。」

いずれにせよ、凡人の成せる業ではない。

◆ 男はかっこつけ、何でも完璧にしたがる性

実店舗をもつきっかけはかっこつけ、あとは信用性。

「実は、”やろう!”と決めて始めたわけではなくて、ネット販売の仕入先のお客さまがこの建物をつくることになったので、”事務所兼雑貨屋でもやろうかな”って思ったことがきっかけです。もし事務所がなかったら、家でパソコン…かっこつかないじゃないですか。」

「男って女の人とは違って、人より上にいきたいとか独立したいと思う気持ちは強いと思います。かっこつけだから、その分失敗率も女の人より高いですけどね。」

「逆でよかった。」

実店舗を持っている運営者が、IT時代の流れでネットショップを始めるというのはよく聞く話であるが、それとはまったく正反対で、ネットショップから事業を始めた渡辺さんの本音がこぼれた。

「普通は逆、お店を持っている人がその延長でネットショップをやると思うんですよ。僕の場合は逆。ネットで売る力をつけて、ある程度売り上げを出してからお店を始めたから良かったんだと思います。ネットを見て来店するお客さまもいますから。そうでなければ僕は失敗していたって強く思います。」

楽天ネットショップ『伊豆グルメ』は”伊豆地域のおいしいものを紹介していこう”というコンセプトでつくられており、沼津のひもの・静岡のお茶・伊豆の乾(ほし)しいたけ・三島のうなぎなどが人気商品である。
また、Pororocaの商品も取り扱っている。

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