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小早川 すみゑさん
株式会社あい・マネジメントクリニック
代表取締役

◆ 人に関するプロフェッショナル

私たちの生活を保障する4つの法律、労働基準法・雇用保険法・健康保険法・国民年金法。

身近な法律でありながら詳しい知識を持った人は少ない。ここで強い味方となるのが社会保険労務士、小早川さんの仕事である。

「数年前までは、社会保険・労働保険の手続きを中心に活動されている方が多かったのですが、ここ数年で世の中のニーズは変わり、やはり『人の問題』というものが企業の中でクローズアップされています。最近は会社の中のルールを作る就業規則作成のお手伝いや人事制度・評価制度作成のお手伝いをさせていただいています。」

「さらに変化と言えば、経営者の方と従業員の方とのトラブルが非常に多くなってきているのも事実です。そんなトラブルの際にも、仲介に入り労使関係が円滑になるサポートをさせていただいています。」

経営資源といわれる「ヒト」・「モノ」・「カネ」・「情報」のうち「ヒト」に関する専門家として今、小早川さんは地元沼津・三島を拠点に活躍している。
(小早川さんの仕事の詳細は、株式会社あい・マネジメントクリニックホームページにて紹介されている。)

◆ 人と会ってお話をするのが大好き

国家資格である社会保険労務士。

合格率10%前後、難関と言われる資格試験に1回で合格。2006年8月に独立開業した小早川さんは、「私は、たまたまラッキーだったんです。」と、にこやかに笑う。

「資格は、仕事に生かしたいという気持ちから、独立も、『開業したい!』という強烈な夢があったわけではなく、あるご縁があってのことなので、たまたまなんです。ただ、開業してみていろんな経営者の方とお会いし、お話していく中でこれが自分にとても合っている仕事だな、というのを実感します。」

「人と会ってお話をするのが大好き!」と自身の性格を口にした小早川さんは十数年前のエピソードを語る。

「ある企業で人事労務の仕事をしていた時、女子活用推進プロジェクトという女性の活性化と育成をコンセプトにしたプロジェクトのメンバーだった私は、女性向けのミニコミ誌を作っていました。そのミニコミ誌の企画の一つとして、いろいろな企業にうかがい、インタビューをするというコーナーを担当していたんです。経営者の方にお会いし、いろいろなお話を聞く、それがすごく楽しくて。今になってみるとあの時の『楽しかった』と心に残る体験が今の仕事につながり、活かされているのかもしれないと思います。」

「たまたま」という強運に導かれた社会保険労務士という仕事は、小早川さんにとってまさに天職であり、「楽しかった」思い出に導かれた道であった。

◆ 就業規則ハンドブック

現在女性2人で運営している株式会社あい・マネジメントクリニックは、

女性ならではのきめ細やかな視点で、機転の利いたサービスが好評である。中でも、経営者だけでなく従業員にも喜ばれているのが、会社の就業規則を分かりやすく解説した手作りの「就業規則ハンドブック」である。

「分厚く、法律用語で書かれた就業規則を見ても、従業員は馴染めません。作って満足するものではなく、運用してこそのルール。ですから、会社のことを理解して、従業員の方に安心して快適に働いていただくことを目的に会社ごと、完全オリジナルで作っています。」

拝見させていただいたサンプルの「ハンドブック」には、「社長のメッセージ」・「企業理念」をはじめ、就業規則の解説、また就業規則には書かれていない「制服について」・「病気や怪我をしたときは」など、細かなルールがイラスト入りのQ&A方式で説明された、実に理解しやすいものである。

さらに就業規則作成後は「社内説明会」を開き、従業員にルールを理解してもらった上で、不満や疑問など自由な意見をあげてもらい内容を調整する、という経営者と従業員双方納得のゆく規則作りを提案している。

「インターネットの普及により、労使間の関係が大きく変わったことを痛感しています。情報量の多い従業員とのトラブルを回避する、会社を守るための就業規則ではありますが、従業員の方とのいい関係を築けなければ会社の業績も利益も上がりません。お客様である経営者の方に最終的に喜んでいただけるために、経営者・従業員の方それぞれとお話できる場をできるだけ多く持ち、お互いがよい関係でい続けられるサポートをしたいと思っています。」

「人と話すのが大好き」という小早川さんならではの、人との対話の中で多くをくみ取り、関係のバランスを重視したサービスである。

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